旅づくし
菅沼佐和子 文と写真の修業用ブログ
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さわこ

Author:さわこ
SAWAKO
人呼んで「埼玉の女マルコ・ポーロ(笑)」。現在は東京在住です。編集プロダクションで旅行ガイドブックの編集を経験後、バックパッカーとして世界を巡る。これまでに訪れた国は100以上。現在はフリーランスライター&編集者として、再び旅行ガイドブック作成に関わる日々。
旅の素晴らしさ、世界の文化の多様さを、多くの人に伝えたいと願っています。

ウェブサイト:https://sawakon29.wixsite.com/writer
メール:sawakon29@hotmail.com

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トランシルヴァニア 手芸の旅へ
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以前会社にいた頃、毎日たくさんの個人のブログを見る仕事をしていた。
そのうち、気になっていたブロガーさんが展示会をされるというので、重い腰をあげて行ってきた。

展示会のタイトルは「トランシルヴァニア 手芸の旅へ」。

ルーマニアのトランシルヴァニア地方に伝わるという、赤糸を多用した刺繍やカラフルなビーズブローチをブログで見て、その美しさに魅せられていたのだ。

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今やっている仕事がちゃんと期日までに終わるのか不安なので、最近は自宅の椅子にお尻が痛くなるまで座りっぱなしの日々。
自分からは友達にも「会おうよ」と呼びかけないようにしており、この展示会に行くのも迷っていて、ついに最終日になってしまった。

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会場は神保町の art-bookshop & cafe

「cafe」とあるからコーヒーも飲めるのかと思ったら、カフェはないという。しかも海外の手芸関連本を集めた、手芸には縁遠い生活を送っている私から見ればかなりマニアックな本屋だ。

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店内には結構たくさんの人がいて、私にはよく分からないマニア用語が飛び交っている。途中から手芸講習会も始まってしまい、単に美しい刺繍を見に来ただけの私には、なんだかいてはいけないよそ者のように感じられた。

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気を取り直して店内を眺める。伝統的なブラウスや刺繍入りスカート、そしてビーズ刺繍のブローチなど、小粒ながらも素敵な作品が展示されている。まるで宝石のようなこれらの作品は、トランシルヴァニア地方のなかのカロタセグという地方で、普通の家庭のおばあちゃんたちが作っているもののよう。

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店内に若い女性がいて来客にあれこれ説明していた。書店員さんに聞くと、その方がブログを書かれていた谷崎聖子さんだった。
置いてあった名刺を見ると「民俗学、手芸研究家、ハンガリー語通訳、翻訳家」と書いてある。ANAの機内誌「翼の王国」のルーマニア特集のコーディネーターも、この方がされたとのことだった。

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いつか企画を出して通ったら、ぜひこの方に協力をお願いしたいなあと、つい編集者の思考になってしまう。
でも、書店員に話を聞くだけで、ついに本人には声をかけられなかった引っ込み思案な私・・。

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展示作品は多くはなかったけれど、「いつかルーマニアでこんな刺繍作品を見てみたい!」というやる気を起こさせるのにちょうどいい量だった。ルーマニアにハンガリー人の集落があるらしいことにも、興味を引かれた。

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ぶらぶら飯田橋まで歩き、サンマルクカフェでひと息。
本を読みつつふと顔を上げると、自分が一瞬どこにいるのかが分からなくなった。

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無理もない。なにせ5日前に中国から帰ったばかり、さっきまでルーマニアのハンガリー人集落の展示を見ており、今は飯田橋でチベットの音楽を聴きながらアフリカの本を読んでいる。

このめちゃくちゃさ加減に、思わず苦笑しそうになった。

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■谷崎さんのブログはこちら
ICIRI・PICIRIの小さな窓

■「翼の王国」の写真家の方のブログが見つかった。写真がとてもきれい
tomoko sasaki
   
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