旅づくし
菅沼佐和子 文と写真の修業用ブログ
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さわこ

Author:さわこ
SAWAKO
人呼んで「埼玉の女マルコ・ポーロ(笑)」。現在は東京在住です。編集プロダクションで旅行ガイドブックの編集を経験後、バックパッカーとして世界を巡る。これまでに訪れた国は100以上。現在はフリーランスライター&編集者として、再び旅行ガイドブック作成に関わる日々。
旅の素晴らしさ、世界の文化の多様さを、多くの人に伝えたいと願っています。

メール:sawakon29@hotmail.com
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三重・和歌山食いだおれの旅!?
旅の大きな楽しみのひとつは、食べること。
今回の三重・和歌山旅行でも、現地の名物を可能な限り食べてきた。
あまりまじめに写真を撮らなかったけれど、いくつかここでご紹介する。

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青春18切符を使い、のんびりと列車に揺られて行った今回の旅。
途中下車は自由なので名古屋で降りて、人生2度目のひつまぶしを食べた。

4年前に訪れたのと同じ、名鉄百貨店の9階にある「まるや」にて。
今回もその混雑ぶりに驚いたが、さすがに2度目だからか感動は初回より薄かった。
最近めっきり高くなってしまったうなぎ。口に入れたのは何年ぶりだろう・・・。


そして、友人の住む三重県の津市へ。
観光地ではないので、友達や親戚でもいないとなかなか行かないような町だ。

ここでは友達が、ちょっとした市内食べ歩きツアーに連れて行ってくれた。

まずは「蜂蜜まん本舗」ではちみつまんじゅうを味わう。小さな大判焼きのようなおやつで、はちみつのやさしい甘さが特徴。
本来は皮がパリパリしているようだが、今回はなぜかしておらず残念。写真も撮り忘れてしまった。

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次に連れて行ってくれたのが、天むすのお店「千寿」
エビのてんぷらを包んでにぎった天むすは、名古屋名物というイメージが強いが、発祥は津にあるこの店なのだという。

地元産のお米を使ったにぎりたてアツアツのおむすびは、塩味がきいて最高!
この旅でいちばんおいしかったかもしれない。


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続いて津で有名だという精肉店「朝日屋」へ。
ここでは高級牛肉の松坂牛を使ったコロッケが味わえる。1個から購入可能。

一見普通のコロッケだが、濃厚な肉の味と脂身の匂いがするのでいい肉を使っていることがわかる。
ただ、先ほどのおにぎりでお腹いっぱいになってしまっていて、十分に味わえずもったいなかった。

ちなみに、ここで売られている松坂牛のロースはかなりの値段だが、脂が多くそれほどたくさん食べるものでもないので、3000円ほども買えば2~3回は楽しめるという。
帰り道なら、ぜひ実家に買って行きたかった。


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伊勢神宮前のおかげ横丁にて。
伊勢の名物としては赤福が有名だが、夏は赤福風のカキ氷「赤福氷」が出ていた。これならお腹いっぱいでも食べられる。
甘いシロップがかかった氷の中に、もちとあんこが隠れている。
ちなみに冬には、赤福のおしるこバージョンが売られるそうだ。こちらも気になる。


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さらに南下して、和歌山県の新宮市へ。
駅前の「徐福寿司」で、名物のサンマ寿司を味わった。奥はこんぶを巻いたこんぶ寿司。どちらもあっさりとして食べやすい。


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そして同じく新宮で食べた和歌山ラーメン
おもに和歌山県北部で出されるご当地ラーメンだそう。
とんこつしょうゆ味で、ちぢれのない麺が特徴的。

新宮市の中華料理店「速水(はやみ)」にて。
ラーメンがあまり得意でない私でもおいしく食べられた。


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三重県と和歌山県の名物であるめはりずし(写真左上)。
漬けこんだ高菜を巻いたおむすびで、ごはんの量と高菜の塩加減がぴったり合っているとおいしい。
これは「小口自然の家」が作ってくれたお弁当。熊野古道歩きのお供に。


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和歌山の湯の峰温泉にある民宿「てるてや」では、豪華な夕食が出た。
鮎の甘露煮、鹿のおさしみ、カモ鍋などどれもおいしい。めはりずしもある。
1泊1人7650円(2食付き)と安いのに、料理のこのクオリティには驚いた。

このほか、和歌山の名物らしいウツボのおつまみ、紀伊勝浦のマグロ、湯の峰温泉の水でとろけさせた温泉豆腐、地酒や地ビールなどが、私たちの胃袋におさまった。

今回は節約旅行だったため、友人と「名物は1日1回ね」などと約束していたのに、全然守られていなかったのではないか。

「名物」と聞くとついつい反応してしまうのは、旅好きに共通する悪いクセなのかもしれない。

    
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日本人の旅の原点、熊野古道を歩く
天高くそびえる木々の根元に、苔むした石だたみの道が延びている。

見通しが悪く、湿度の非常に高い低山のただ中で、方角もわからぬまま登り、また下る。

あたりはひっそりと静まり返り、漂う霧が幻想的な雰囲気を醸し出している。

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先日、和歌山県にある熊野古道を歩いてきた。

紀伊半島にいくつものルートが延びるこの道は、熊野三山と呼ばれる神社や寺院を訪れる参詣道として発達したもの。
この熊野詣では11世紀末ごろから盛んになり、江戸時代には庶民の間でも盛んに行われ、明治の終わりごろまで続いたという。

かつての日本人にとって、旅の始まりは巡礼目的の旅だった。
その起源が熊野詣でだといわれているそうだ。

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熊野古道は「紀伊山地の霊場と参詣道」として、2004年に世界遺産に登録された。
道が世界遺産になることは珍しく、世界でもこことスペインの巡礼道(サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路)の2つのみだという。

おもに5つのルートがあるようだが、私と友人は和歌山県の那智大社から本宮大社方面へ向かう「中辺路(なかへじ)」の一部を歩くことにした。
「大雲取越」「小雲取越」と呼ばれる区間だ。

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那智大社の近くから山を分け入る

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すべりそうになりながら緑の石段を登る。
景色の変化はほとんどなく、ビューポイントも少ない。
人ともめったに出会わず、慣れるまではかなり心細かった

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これはホトトギスの花だろうか

小口という場所で泊まり、翌日さらに歩く。
歩みののろい私たちは、初日は8時間半、翌日は7時間弱かけて進んだ。

風が吹かないと、暑くて汗がしたたり落ちる。
つらい。なぜ私はわざわざこんなところを歩いているんだろう。
心にわき起こるそんな疑問を振り払いつつ、ひたすら足を前に運ぶ。

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何かが出そうな雰囲気の古道。
友達が「怪談をしながら歩くと盛り上がるだろうね」という。
でも2人とも怖がりなのでこの案は却下。

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トマトに化けているとしか思えないキノコ

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松畑茶屋跡。このように各地に茶屋や旅籠があったようだが、現在は跡形もない

8月末にこのルートを歩いていて、すれ違ったのは2日間でたったの4グループだった。そのうち2組が外国人。
日本人の間ですらマイナーな場所のようなのに、この西洋人の多さには驚いた。

ひと気が少なく、あまりにも静かなため、かつてのにぎやかな様子がいっそう鮮やかによみがえるような気がする。
世間話をする巡礼者の笑い声、客引きの活気ある呼び声、料理を作る音や匂い・・・。

そういうものを実際に体験できたら、と願わずにはいられない。
時代を越えて旅をしたい、というのは、旅人の究極の夢のひとつだろう。

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ゴールの本宮町請川近くからの熊野川の眺め
   
預言カフェに行ってきた
きのう、東京は高田馬場にある預言カフェに行ってきた。訪れるのは2度目。
ここは普通のカフェとは少し違う。利用者にはスタッフが預言をしてくれるという、占い好きの間以外でも有名なカフェだ。

昔ここに来たときは、言われたことがあいまいでよくわからなかった。だけど今回、なぜまたここを訪れる気になったのだろう。

それは去年の秋ごろから、人生このままでいいのだろうか、という気分にとりつかれがちだったためだ。
睡眠時間が急に長くなり、仕事への情熱がうすれてきた。
もうけっこうな年月同じ仕事をし、信頼も得てきたけれど、先は見えない。
マンネリ化してきたのかもしれない。改善されない仕事の環境に、疲れてきたのかもしれない。
もしかすると、何か別のものがほしくなったのかもしれない。そういう節目の年齢なのかもしれない。

仕事が自分の最大の喜びや願いではなくなっている。こんなことは初めてだ。
このままではいけない。フリーランスはもっとガツガツしていなければ。
ただでさえ消極的な私だというのに、このままでは絶対そのうち食べていけなくなる。
そんな自分自身が発する警告を聞きながらも、しかしどうにもできないでいた。

「この状況に対処するすべについて、何かしらのヒントが見つかるかもしれない」
ここまではっきりとは意識していなかったけど、何かを求める気持ちに背中を押されて、私はカフェの扉をくぐった。

平日の14:00ちょっとすぎ。カフェでは大勢の人々が座って待っていたが、幸い30分ちょっとで席に着くことができた。
来ているのはほとんどが女性客だが、男性客の姿もちらほら見える。

カフェの空間は妙に明るく、つるつるした広い床の真ん中に、テーブルといすがちまちまと置かれている。
宗教系のカフェだからか、預言をするからか、どこか普通のカフェとは違うちょっと妙な雰囲気が漂っている。訪れた人々もどこか緊張している。

900円のエチオピアモカを注文し、すすりながら待つこと少々。つえをついたおじさんが、私の向かいの席に座った。この人が預言をするのだ。訓練するとできるようになるのだという。
「録音は何にしましょうか」と聞かれたので、カセットテープ(100円)にしてもらう。おじさんは、早口で一気にしゃべり始めた。

主が言われます。わが愛する娘よ、私はあなたを愛しています。

私はあなたが、これまで誠実に一生懸命いろんなことに向かってきた、その姿を知っています。私はあなたに、これから新しい場所を準備し、そしてあなたが、今までいたところからその新しいところに飛び出していく、そういったことができるようにあなたを支え、力と勇気を与えていく、と主が言われています。

自分が今やっていること、それだけしかやっちゃいけないんじゃないか、とか、これを大切にしなければいけない、と思いすぎて、今の場所から動けない状況から、私は勇気と情熱をもって新しい場所へ向かっていく、その力を与えていくと主が言われています。(以下省略)


・・・前回のあいまいな言葉とは、全く違う預言。
はっきりと、私にこれまでなじみのなかった新しい世界が開けていることを預言している。

近い未来に、私に何が起きるのだろうか。
まったく違う仕事をするようになるのか、またはどこか別の所で暮らすことになったりするのか・・。

変化が起きるかどうか、そしてそれが何かはわからない。わからないから、今をおろそかにすることはできない。
しかしこれが、私が心のどこかで望んでいた答えだったのかもしれない。

太陽が照り付ける屋外へ出た私の気持ちは、非常にすっきりしていた。
   
公園の夜桜
前回「やる気が出てきた」と書いたくせに、ちっともブログ更新しない私・・。

最近忙しかったけれど、余った青春18切符を使って千葉に行ってきたので今度書こうっと。

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おとといの日曜は、自宅から徒歩1分もかからない場所にある小さな公園で、三脚立てて夜桜を撮影してきた。

いつも行き帰りに通る場所なのだが、暗い夜空に淡く浮かび上がる桜を撮りたいと、最近毎日思い続けていたのだ。
今年に入ってから新しい三脚を買ったので、使ってみたかったということもある。

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風が吹いて揺れる夜桜もいい感じ。

満月に近い月が出ていて、風情がある。でも月はぼやけてしまってあまり月らしく写らない。


それにしても、先週末のお花見スポットの混み具合といい、私のこの浮かれ様といい、日本人ってどうしてこんなに桜が好きなんだろうとしみじみ思う。

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暗くて誰もいない夜の公園。時々人が通りかかると、あやしい人だと思われそうで落ち着かない。
でもでも構図があれこれ浮かぶので、夢中で撮り続けていた。

こんなビクビクした感じ、なんだか身に覚えがある・・・と思って記憶を探ってみると、確か去年もこの公園で夜桜を撮影したんだっけと思い出してきた。

・・・毎年同じようなことしてるんだな、私^^


※ブログにアップすると画質が落ちる。もともと大した写真じゃないけど、実際はもうちょっとくっきり撮れてます。
    
陳麻婆豆腐店の味を我が家で
今日の夕食は、以前成都で買った素を使った麻婆豆腐。

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陳麻婆豆腐店という有名店が作っているものだけど、店で食べたのはあまりおいしくなかった。

でもそれが自宅で再現されると、なんだか意外においしい!
ご飯とお酒がよく進む。

ちなみに、日本の麻婆豆腐の素のように片栗粉が入っていたりはしないので、自分でいれなくてはいけない。
でも家になかったので今回は汁はサラサラ。
   
滋賀の古民家ゲストハウスでモニター宿泊
※モニター募集の詳細については、この記事の一番下をご覧ください。

「関西に行きたいな~」
今年の6月、会社をやめてヒマになった私は迷っていた。

せっかくできた貴重な時間を有効に使いたい。でも国内は交通費も宿泊費も高い。
物価の安い外国を旅するのに慣れた、しかも目下無職の私には、ちょっと覚悟が必要だったのだ。

そこへ京都に住む私の友人から、次のようなメールがあった。

友人:「私の友達が、滋賀のゲストハウスでモニター宿泊する人探してるよ。一緒に行かない?」
私:「え、すごいラッキー! こうなったらもう私、関西に呼ばれてるとしか思えないね!」

・・ということで関西旅行が決まったのだが、このゲストハウス、詳しく聞くとすごい所のようだ。滞在するのはなんと古民家。しかも1棟貸しで、1日1組しか受け入れないという贅沢さだ。

いったいどんな所なんだろう・・期待に胸膨らませて、滋賀県北東部の長浜市を訪れた。

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竹生島からの船が着く桟橋まで、びわ商工会の方々がわざわざ迎えに来てくれた。
この「新居(にのい)ゲストハウス」は、長浜市に統合されたかつてのびわ町の商工会が企画している、町おこしのプロジェクトなのだ。

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土間は農具や蓑など、古い民具で飾られている。

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「うわー、素敵!」
友達が声をあげた。それもそのはず、畳の部屋だけでも5つもある。8畳間が3つ、6畳間が2つ。
窓を開けると、気持ちのいい風が吹き抜ける。

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そしてこのダイニング。
これだけの広い敷地を、今夜は友達と2人占めなのだ。
ちなみにここには、一度に10人が宿泊できるという。

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縁側から見る庭も素敵。

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ダイニングにはこんなアンティークの戸棚があり、

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お茶各種やドリップのコーヒーが飲み放題。用意されているカップもかわいく、とても洗練されている。

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洗面所のアメニティや歯磨きコップも、こんなにかわいい。
専門家がきちんと建物内部のコーディネートをしており、古民家をぐっと素敵に変身させている。

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脱衣所にはバスタオルと、パジャマが用意されている。
このタオルが吸収がよくて肌触りが気持ちよく、とても気に入った。
パジャマがある宿というのも珍しい。

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トイレに飾られた花も、さりげなくおしゃれ。

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ゲストハウスの周囲はのどかな田舎で、懐かしい風景が広がっている。
食事前にちょっと近所をお散歩。

新しいギヤ付き自転車を無料で借し出しており、琵琶湖まで足を延ばすことも可能。
長浜市の中心部は数キロ離れたところにあり、そこまで行けば黒壁の古い町並みを眺めつつ散策できる。

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モニター宿泊の場合でも食事は有料。ちょっと贅沢して、アユ尽くしというのにしてもらった。

とってもおいしかったけれど、さっきつい空腹に負けてパンを食べてしまっていたので、もったいなかった・・。
お腹ぺこぺこ状態で、存分に味わいたかった!

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そして夜・・・近くの畑はホタルの光に彩られていた。
ちょうどホタルがすごく見たかったので、これには大大大満足。

この日はふかふかの布団で、ホタルの淡い光をまぶたに描きつつ、幸せな眠りについたのだった・・。


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翌朝の食事。近所に住むおばちゃんたちが来て、地元の料理を作ってくれる。

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このゲストハウスの向かいには菜園があり、野菜が植えられている。
私が訪れた頃は時期が早かったが、滞在者はここでできた野菜は自由にとっていいのだという。

モニターとはいえ、無料で滞在するのが申し訳ないほど、贅沢で素敵な宿泊施設だった。
サービス面ではまだまだ改善の余地があり、私たちは少々おせっかいと思えることまで、かなり細かく意見をした。それが今後反映されて、よりよくなっていくことと思う。

このゲストハウスは、今後もしばらくモニターを募集する予定だそうだ。
関西方面に行く予定のある人、またはこのゲストハウスに興味を持たれた方、ぜひ訪れて古民家と田園風景に癒されてください。


NINOI GUEST HOUSE
新居(にのい)ゲストハウス

〒526-0107
滋賀県長浜市新居町137

モニター宿泊に関する問い合わせ先
びわ商工会 古民家再生プロジェクトチーム
〒526-0102
滋賀県長浜市落合町680-3
TEL 0749-72-4349(平日9:00~17:00 担当:横田)
FAX 0749-72-2511
E-mail info@machibiwa.com

※募集にあたって
「本格オープンに向けて、おもてなしの満足度や施設の魅力向上のためにご協力いただける方を募集します。モニターの方には、宿泊後「ご意見シート」を提出いただきます。また改めてご意見をお伺いしたり、実施に向けた新たなモニタリングへの呼びかけをさせて頂く場合がございます」

※食事には予約が必要
※モニターは1泊2日のみ

まちびわブログ
http://machibiwa.blog130.fc2.com/
   

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高野山で半日観光
高野山の宿坊に泊まった翌日は、かなり慌ただしかった。
おもな見どころを見てから山を下り、その日のうちに滋賀県にある比叡山に登らなくてはいけなかったから。

大急ぎだったので、それぞれの見どころでじっくりひたる時間はなかったけれど、簡単なコメントをつけて写真メインで掲載する。

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宿泊した寺(恵光院)から金剛峰寺に向かう途中に、鳥居がたくさん連なる気になる小道があった。
この先に「清高稲荷大明神」という神社があるようだ。

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思わず心引かれて上っていくと、うっそうと茂る木々の間に開けたこんな場所に出た。
ただならぬ霊力が漂っているように感じられて、思わず緊張する。

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なぜかというと、入口に垂れ下がっていたこの布が、左側だけいつまでも揺れていたから。
ここはただのお稲荷さんではないかも、と感じた。

古くからのいわれのある場所や建築が多そうな高野山。この場所も、調べたところによると弘法大師にまつわる伝説があるようだ。
しかし、なぜここにこんな異界への入口のような雰囲気が漂っているのかはわからなかった。

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成福院の敷地にある、摩尼宝塔(まにほうとう)。
内部にはミャンマー関連の展示物があり、高野山でも異色の存在だ。

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さらに歩いて、真言宗の総本山・金剛峰寺へ。
「金剛峰寺」とはかつては高野山全域を指す名称だったが、明治時代以降はメインのこの寺が金剛峰寺と呼ばれている。

1593年に再建された、金剛峯寺最古の建築物だという正門をくぐると・・・

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堂々たる主殿が現れる。そのきらびやかな名前(金剛とはダイヤモンドのことだと、昔学校で習った)からくるイメージとは異なり、ずいぶん渋いお寺だ。
内部の拝観料は500円。

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長い廊下に沿って、すばらしい襖絵が描かれた部屋が並ぶ。
しかし残念なことに、室内の写真は撮影禁止。

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枯山水の庭がある。

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入場者にはお茶とお菓子が振舞われる。

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「壇上伽藍」は高野山の中核となる場所で、重要な建造物が建ち並ぶ。
こちらは鮮やかな朱色で塗られた根本大塔。

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御影堂の前で、お経を唱える一団に会った。

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もう時間がない。高野山霊宝館を見た後、ちょうど来たバスに飛び乗るようにして去った。

ケーブルカーに乗り込んでほっとひと息つくと、高野山をあまりにも急いで去ってしまったことが、なんだか後ろめたく残念なことに思われてきた。

さようなら・・またいつか、必ず来るよ。
   

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高野山の宿坊「恵光院」に泊まる
ケーブルカーの山頂駅に着いたときは、雨上がりの冷え冷えとした空気が辺りを包んでいた。

バスに乗り換え、うっそうとした森の中のうねった道を進む。
やがて古色蒼然とした建物が車窓に次々に現れて、目を見張った。

高野山は和歌山県北部の、標高1000m前後の場所にある。
言わずと知れた真言宗の聖地で、100以上もの寺があり、その半分は宿坊となっている。

山の霊場を訪れ、宿坊に滞在してみたい。これは長年私が憧れ続けていたことだった。
この高野山で、その夢が初めて叶うのだ。

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今回滞在したのは、この「恵光院」
高野山の宿坊には、料理が非常にいい所や、旅館並みの待遇の場所、温泉があるものなどがあるが、業者にホームページを作らせて、いかにも「商売に励んでいます」というような宿坊はいやだった。

その点、こちらは慌ててあまり考えずに決めた所だけど、ホームページの造りが素朴なところが気に入った。
料金は1泊2食付きで1万円(シャワー・トイレ共同)。

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お坊さんが案内してくれた部屋を見て、びっくり。
申し訳ないくらい広い。緑の庭を見渡せる縁側まである。
ゆかた、タオル、お茶、電話、暖房も揃っているではないか。

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庭に出られるよう下駄が置いてあった。

食事の時間など、ひととおりの説明を受ける。
さすがにいつもこれをやっているからだろう。客の扱いも手馴れた感じで、丁寧で無駄がない。

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寺の内部を見て回る。かなり大きな建物だ。
襖絵が美しいこんな大広間があった。

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伝統的な建物の中を歩き回ったり、のんびり眺めたりできるのが宿坊滞在の楽しさだ。

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インターネットスペースがあり、宿泊者は自由に利用可能。

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午後4時半から座禅の指導があり、無料で参加できる。
「阿字観(あじかん)」と呼ばれる、弘法大師が伝えた瞑想法だ。

道場の正面には、蓮の花に乗った梵字の「阿」の字が貼られている。
半跏趺坐を組み、鼻の先あたりを眺め、法界定印(ほっかいじょういん)を結ぶ。
そして自然な呼吸をしながら1から10まで数え、10まできたら1に戻る。

寒くも暑くもない、快適な温度。そして、精神の深みに誘い込むようなじゅうたんの青い色。時折小鳥の声が聞こえる以外は、辺りは非常に静かだ。
お尻に敷いた座布団の高さがちょうどいいのか、半跏趺坐を組んだ脚も痛くなく安定している。そして、前夜の夜行バスで眠れなかった疲れから、やがて睡魔がやってきた。

この、弱い睡魔のおかげもあってか、いつの間にか私は忘我の境地に達していたらしい・・・。
30分ほどしてふと我に返ると、心も体も爽快感に包まれていた。

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夕食を部屋に運んでくれるのは、どこの宿坊でも同じだろうか。
安価な旅館ではなかなかないこのサービスは、私のような1人旅にはとても嬉しい。
料理は素朴かもしれないが、作った人のあたたかみが感じられ、どれもとてもおいしかった。
高野豆腐やごま豆腐といった高野山の名物も、しみじみありがたく味わった。


夜は、お寺主催のツアー(1500円)に参加してみることにした。
お坊さんの説明を聞きながら、高野山で最も聖なる場所「奥の院」の最奥部にある「御廟」まで歩く。
いろいろな話のなかでも、以下の話がとても興味深かった。

奥の院では、現在も弘法大師が瞑想をしているといわれる。
65歳のとき、弘法大師はお堂の扉を閉めて瞑想に入った。
数十年たったある日、扉を開けた者がいたが、そこにはひげがぼうぼうに伸びた弘法大師が座っていたという。
ひげをきれいにそり、再び大師を中へ戻した後、今日までお堂の扉を開けたものはいないそうだ。

奥の院では今でも1日に2回、弘法大師に食事を差し上げているという。
現在は霊的な存在であるので、弘法大師は食べ物の匂いを味わうのだそうだ。

最後にお堂の扉が開けられてから、すでに1000年以上が過ぎた。
弘法大師のひげはどんなに伸びているだろうと、気になってしょうがない。

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ツアーから戻った後、部屋に備えてあった筆と紙を使って写経をした。
願いを心に念じながら、1字1字丁寧に文字をなぞる。
こちらも無料ででき、恵光院におさめてもらえる。

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翌朝は6時半から本堂での勤行に参加。
若くてかっこいいお坊さんが登場してお経を唱え、私たちは焼香をした(この写真は後で撮影したもの)。

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さらに、護摩堂での護摩を見学する。密教の法具を使いながら、さっきとは違うお坊さんが火を燃やし、それが天井に届きそうなほど燃え上がった。

日本の護摩は密教でのみ行なわれる儀礼だという。
普段密教とは縁遠い生活を送っている私にとって、とても興味深い儀式だった。

普段接することのない僧侶の習慣に触れ、寺院のなかを自由に歩き回る。
高野山での経験は、宿坊に泊まりたいという私の念願を、充分に満足させてくれる体験となった。

今日もあの場所では、弘法大師に捧げる食事を煮炊きする煙が、毎朝あがっているだろう。
神格化された一人の日本人への思いが、さまざまなエネルギーを生み出し続けていることだろう。
         

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西行法師終焉の地、弘川寺へ
冷たい雨の降りしきる、6月のある日、
かねてから訪れてみたいと思っていた弘川寺へ向かった。

大阪府南河内郡河南町にあるこの寺は、平安から鎌倉時代にかけての歌人として知られる西行法師(1118-1190)ゆかりの地としてよく知られている。

早朝、夜行バスで大阪駅に着き、そこから近鉄長野線の富田林駅へ。
河内行きの金剛バスで、終点下車。

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こんな案内に従って歩いていくと、雨にぬれてひっそりとたたずむ弘川寺の本堂前に行き着いた。

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帰りのバスは2時間半後までない。どうやって時間を過ごそうか。
雨の量が多いため歩き回る気をなくし、建物の軒下で雨宿りをしていた。
だけど蚊が来るので落ち着かない。

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靴に水がしみるのを覚悟で、本堂裏の階段を上る。
途中に西行堂と書かれた庵があった。
これは西行を慕ってここに住みつき、「今西行」と呼ばれた江戸時代の歌人・似雲(1673-1753)が建てたものだという。
内部には西行座像がまつられているそうだ。

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そしてこんな石段を、さらに上って行くと・・・

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林の中にぽっかり開けた平らな場所に出た。ここに、西行の塚と歌碑、そして似雲の塚がある。

西行は1189年に弘川寺を訪れて、静かに余生を過ごしたという。

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西行の歌碑。最も有名な以下の歌が刻まれている。

願はくは花の下にて春死なむ
     そのきさらぎの望月のころ

西行はこの歌のとおり、桜の季節の満月の頃に亡き人となった。

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そしてこちらが西行の塚。墓でなく、塚を造ったのはなぜなのだろう。

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現在も生花が供えられていた。お参りする人がいるのだ。

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ここからさらに上へ行くと、西行庵の跡があったらしいのだが、雨に嫌気がさしていたので進むのはやめて、先ほどの本堂へ戻る。

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本堂の下には本坊があり、300円で内部と庭を見ることができる。

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庭も緑が多く、美しい。
なお、敷地内には「西行記念館」もあるが、春(4月1日~5月10日)と秋(10月10日~11月20日)にしかオープンしないようだ。


・・・結局弘川寺では、お寺の人以外は誰にも会わなかった。
そのため残念ながら、寺院のもつ力強さや吸引力を感じることができなかった。

建物の軒先から、すだれのように落ちる雨を眺めながら思った。
―ねがはくば、花の季節にまた来たい、と。
   

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おいしいお祝いをいただいた
今日はインド料理屋で、半月前に辞めた会社の送別会があった。
そして偶然、同業種の先輩からの退職祝いも今日届いた。

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広島のお酒「龍勢」無濾過生原酒。
パッケージの文字が、なんともいい感じ。

最近日本酒のおいしさに目覚めた私。やっぱりいいお酒はうまい!

何より送ってくれた人の気持ちが嬉しかった。
これから頑張らねば。
   




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