旅づくし
菅沼佐和子 文と写真の修業用ブログ
プロフィール

さわこ

Author:さわこ
SAWAKO
人呼んで「埼玉の女マルコ・ポーロ(笑)」。現在は東京在住です。イギリス留学に続き、編集プロダクションで旅行ガイドブックの編集を経験後、バックパッカーとして世界を巡る。これまでに訪れた国は100以上。現在はフリーランスライター&編集者として、再び旅行ガイドブック作成に関わる日々。
旅の素晴らしさ、世界の文化の多様さを、多くの人に伝えたいと願っています。

ホームページ:48.tok2.com/sawakon
メール:sawakon29@hotmail.com
------------------------
★各記事のコメント欄は閉じてあります。コメントは拍手コメントか、このページの左下のほうにあるリンク先の掲示板でお願いします。
★あと、拍手を下さる方、どうもありがとうございます。とっても嬉しいです!



最近の記事



カテゴリー



ブログ内検索



リンク

このブログをリンクに追加する



私の塩コレクション!?
今日台所まわりを片付けたら、こんなにいっぱい塩が出てきた。

salt.jpg

友達の間で私は塩好きということになっていて、おみやげでもらうことも多いし、旅先で買うこともある。

石鹸も好きでつい買ってしまうので控えてたけど、塩もそろそろ控えなきゃ・・。


ちなみに左下の茶色いやつは、デンマークで買った謎の塩。
表示がデンマーク語のため理解できず、産地などすべてが謎なのだ。

その右側にある四角い入れ物に入ったものは、インドネシアで買った塩。
胡椒挽きのようにガリガリ回さないと出てこないので、最近全く使ってない。

私が一番よく食べているのは、ヒマラヤやモンゴルなどでとれるピンクの岩塩を砕いた真ん中のような塩。
あまりしょっぱくないので汁物や鍋に入れると物足りないけれど、生野菜などにつけるとおいしい。

追記:塩は血行の促進に非常に効果があるらしいので、もし私のように余った人がいたら、お風呂に入れるのもおすすめです。
   
変わりゆく焼き物の街・常滑
tokoname02.jpg

常滑市は、愛知県西部にある人口5万人ほどの小さな市。
日本六古窯のひとつとされ、よく家庭で見る「朱泥」という赤茶色の急須で知られている。

この常滑市が「陶器の街」として観光地化されているのを知ったのは、確か数年前だったと思う。
誰かのブログを見たが、いたるところで焼き物が見られ、楽しそうな印象を受けた。

tokoname02-2.jpg

訪れたのは12月30日。こんな年の暮れに行ったら、すごい人でうんざりするかもしれない。
そう思ってちょっとびくびくしていたが、実際は思ったのと正反対だった。

年末なのでほとんどの見どころや店が閉まっていて、寒風吹きすさぶ小路に観光客は少ししかいない。逆にちょっと寂しい印象を受けてしまうほどだった。

tokoname01.jpg

それにしても、レトロ感ただよう町並みはなかなかいい感じだ。
中部国際空港に近いからだろうか、中国人の観光客も見かけた。

「団子いかがですか〜」
こう呼び止められたので、ちょっと休憩することにした。
プレハブのような店内に入ると、店主の村田さんとその友達の地元のおじさんがいたので、団子をほおばりながら話を伺う。

村田さんはかつて土管を焼いていたそうだが、現在は団子屋さん。それと同時に詩人であり、町おこしのために尽力されている地元の有名人でもあるようだ。
この「だんご茶屋」は常滑でも有名な店で、芸能人も多く訪れるという。

「常滑にはかつて、300ぐらい焼き物やってる家があった。でも平成に入った頃からか、中国製の安い陶器が入ってくるようになって、今では数十軒に減ってしまったよ。作っても売れんもん」

もう一人のおじさんも、48歳までは花瓶を作っていたが、今はやめて空港の警備員をしている。陶芸をやめた人たちも空港ができたことによって仕事の口ができ、街もいくらか活気を取り戻したという。

それにしても、私が訪れた時期が悪かったのだろうが、廃れてしまった寂しい街という印象がぬぐえなかった。
ただしそれは決して悪いイメージではなく、どんなものにも繁栄のときがあれば衰退のときがあるのだなあと、達観したようなことを考えながら寒い町をさらに歩き続けた。

tokoname04.jpg

排水溝などに使う土管を、壁に埋め込んである。
こういう土管はかつてはよく使われていたが、年月を経ても古びることがない。だから頻繁に工事をするほうがもうかる工事業者は、この土管を使わなくなってしまったという。
重たくて扱いにくいうえに、継ぎ目から水が漏れるという欠点もあったのだろう。
こういう重いものをせまい路地ばかりの街で作って運んでいたため、陶芸は非常な重労働だったという。

tokoname05.jpg
レトロな看板がかわいい

tokoname06.jpg
個人宅の庭で見つけた陶製のネコ

tokoname07.jpg
土管が埋め込まれている小路は期待するほど多くないが、そのひとつである土管坂

tokoname08.jpg
かつて8つの家で共同で使っていたという登り窯。現在は使われておらず、観光用に残されている

tokoname09.jpg
登り窯の前にある「ギャラリー&カフェ ほたる子」でおちょこを物色。

店にいる間、オーナーさんと少し話をした。
薪の釜は温度調節が大変だ。焼いている間目が放せず、何十時間も交代で見ていなくてはならないという。
だから近年陶器の焼成には、薪でなく電気やガスの釜を使うのが主流になっているそうだ。

しかしいまだに薪の釜を好む人も多いのだという。なぜなら薪の灰が陶器にかかると、まるでうわぐすりをかけたようなつやがでるからだという。

木を燃やしてできた灰が、土からできた陶器を美しくする。時代を越えて好まれるものは、きっとこういう種類の美しさなのだろうと思う。

tokoname10.jpg
店内では小太りにゃんこが、あったかいベンチを独り占め

おちょこは2500円のものが一番好きだったけれど、節約して1000円のものを2つ購入。それも値下げしてあったので、1つ600円になった。仕上げだけ薪釜で焼いたものだという。(写真は今度撮ったら載せます)


・・・陶芸に関わる人が激減した「陶器の街」。
・・・ガスや電気の釜にとって代わられた焼成法と、逆に珍重される薪の釜。

これらのことを考えると、時代の流れと移り変わりを感じずにはいられない、常滑の街歩きだった。
   
夢のなかの謎の国
6年ほど前に世界旅行から帰ってから、何度か旅の夢を見た。
私が見る旅の夢は、なぜかいつも似通っている。
ゆうべも久しぶりに見たので、ここに書いておくことにしよう。

夢の中で、私は決まって東南アジアのどこかの国にいて、さてこれからどう回ろうかなと考えている。
そしていつも、行ったことのないパプアニューギニアを目指そうとする。

夢の中の東南アジアの国々の位置は、現実のそれと似ても似つかない。
私はタイのような国にいるのに、なぜかパプアニューギニアの国境がすぐ近くにあったりする。
ベトナムとインドネシアがなぜか陸続きになっていて、その奥にパプアニューギニアがあったりもする。

ミャンマーのジャングルかどこかに立ち寄っているうちに、パプアまで行き着かないで夢が終わってしまうこともあれば、治安が悪いといううわさにびくびくしながら、勇気をだして国境を超えて町中で沈み行く夕日を眺めたこともある。

もちろん行ってみたい国だけれど、日ごろ常に考えるほど行きたくてたまらないわけでもない。
一体何で毎回そこを目指すのか、自分でもよく分からない。



・・・さらに不思議なのが、夢の中だけに存在する「謎の国」だ。

それは巨大な大陸にある大きな国なのだが、アフリカ大陸に似た形をしていながら、アフリカではない。

場所は世界の裏側。地球の反対側という意味ではなく、どこか別の世界にあるような気がしてしょうがない。ドラクエのやりすぎかもしれないけど(笑)。

「謎の国」は大陸の北のほうに位置し、たぶん大陸内で一番大きな国だ。
どんな旅人にとっても盲点かつマイナー、たぶん治安も悪いので、誰も行った事がない。

大陸内のほかの国には、私も行ったことがあるらしいのでこの国だけが特別だ。
その国が夢に現れると、私は一番乗りがしたくて矢もたてもたまらなくなる。

どんな国かはほとんど分からない。だけど広い大地で風にそよぐ、緑色または金色の麦の穂がイメージとして浮かぶ。麦が育つというのはきっと冷涼な気候なのだろう。

ゆうべは夢の中で2週間の旅行期間が設定されていたので、1週間はパプアニューギニア、そのあとこの裏世界の謎の国で1週間過ごすために、思い切ってチケットを探そうと考えていた。「謎の国」へ行くのは結構勇気が必要なことなのだ。

しかし結局どちらにもたどり着かないまま、深夜2時というへんな時間に目覚めてしまった。夢でパプアニューギニアに足を踏み入れたことがあっても、この謎の国は上空を飛んだこともなく、国境を見たこともない。

だいたいどんな所か想像がつく現実の世界よりも、この国は謎が多いだけに一層エキサイティングだ。
夢から覚めると、いつもこの世界にそんな国は存在しないということを悟って、がっかりしてしまうのだ。

いつか夢の続きで、この国にもっと近づけるといいのだけど・・。